2021年10月02日

1297 砂漠の生成流転  2021・10・8

1297 砂漠の生成流転 2021・10・8


昨日(10月7日午後)の公園の子供たち 何十人だろうか
五時 ぴたり 見事に消えた。 マスクは 半分ぐらい。

賑やかで よく動き回る。

公園の平面の上を動いているのは 人間や水だけではない。
砂も動いている。
雨が上がって 眺めると、公園の地面は 二つに分かれている。
1つは 普段と変わらず 形をなしている砂または 砂地である。
もう一つは その下にある 薄く黒みを帯びて 粘土を固めたような地面 
それを (本地面)と 名付ける。

 「本地面」の上を 子供や大人や 風や雨が 動きまわるから
削りとられて 砂が発生するのだ。
嵐がくれば 砂が流されるから 本地面が 現れるのだ。

この 天変地異 地表の交代 が 面白い。
これに 気付いたら 楽しくなった。
ノーベル賞をもらったような気持ちになった。

それよりも、何で こんなことに 気が付かなかったのだろう。

静的な 公園ばかりを見て 動的な公園を観なかった。

公園は 生きていて、毎日 生々流転している。
  生きているのは 動植物だけではない。
  砂も 土も 生きている。
  
「本地面」は 昨日の雨に打たれ 風にあたり 姿を 顕はしたのだ。

ここで 私は 過去 遭遇した いろんな砂を思い出す。


 : 黄塵万丈 八千代台の春 野球を中断する 黄色い風。

 : 初めてのアラブ 2カ所目の クエイトで始めて 出会った猛烈な砂嵐。

 : そのあと リアドで経験した 砂漠の中の 砂は吹き飛んだ固い砂漠。

 : ウランバートルの 花が咲き 草が茂る ゴビの砂漠の末端。

 : サマルカンドの 明けがた 立ちのぼる 砂の幕。

 : 米国 中西部のトーネイドの 砂柱 
 
 砂漠は 柔らかいものではない
    固いものの上を 柔らかい砂が 動いている。

   古い記憶 運動場を 造った 中学 高校
  もとは 畑だった、 ローラーがあった よく 引っ張った。

大学のあった 滝子も八事のグランドも ローラーがあった 部員の数は少なかった。
  アンツウカ も タータンも無い時代

 砂との たたかい 地面との たたかい、

    そういえば 何を建てるにしても
      「ヨイトマケ」が 一番初めの 作業であった。




    




Posted by kinnyuuronnsawa at 16:34