金融論茶話（青山浩一郎）

969　米国の大統領　2017．1.31　


ルーズベルト　トルーマン　アイゼンハワー　ケネデイ
　ジョンソン　ニクソン　フオ−ド　カーター　レーガン
　クリントン　ブッシュs　ブッシュj　オバマ　トランプ　

歴代大統領は、何も見なくても、スラスラと、名前が出てくる。

日本の事は違う。
「お奉行の名さえ覚えず　としくれぬ」小西来山
　
私でさえ、日本の首相の名は、第78代　宮沢喜一ぐらいまでは、順序どおりに覚えて居たが、その後、第96代　安倍晋三までは、正しく言うことは不可能である。

米国の大統領で会った事が有るのは、クリントンだけ、彼がアーカンソー州知事だった時、近隣５州の知事団として、日本企業の誘致に来日したとき、こちらは投資サイドの代表として会談した。
目立ちたがり屋であったこと、他の4人の知事とは、違っていた。

大統領専用車で通過したのを近くで見たのは、韓国の青瓦台へ向かうカーター、ホワイトハウスに帰ってきたレーガン、国連ビルに向かうｐブッシュ、だけである。

日本の首相で、官邸で、サシで会ったのは二人だけ、他に少人数で会合したのは、一人だけ、米国の大統領、日本の首相、などは、遠い雲の上の人であった。

それにしても、歴代の米国大統領の個人的事跡は、すさまじい。
まともに取り上げたら、異常人物ばかりである。
決定的な、犯罪行為をやった男も少なくない。

ケネデイを暗殺した国、ニクソンを辞任させた国、カーターを無視した国、せっかくのオバマを切り捨てた国、それが米国。

トランプの出現に驚くことはない。
米国は、誰が大統領をやっても、なんとか治まってきたのだ。

  

968　冬の夜　2017、1,17　　

1月11日
陽は沈もうとしている。
東に満月が上がってきた。
南に房総の山々がみえる。
これは年に何回もない。
西に、丹沢山塊がくっきり見える。
その上に青黒いものが見えるが、あれは山ではなく、雲だ。
富士山は、もっと左側だが、マンションの陰で、見えない。
風もない、暖日、この2-3日は、ウソのようだ。


1月16日
ヘンリー・ライフクラフトは、晩年を除いては、いつも貧しかったので、冬は寒かったのであろう。

暖房で薪を焚く。
「丸太を燃やすのは、なかなか、うまくゆかないものだが、壁に付いている、むきだしの暖炉は好い。
これに合うのが、笠をつけたランプと、カチカチとゆるやかに鳴る柱時計だ。」
「われわれは、我が国の石炭を燃やし尽くそうとしている。
私には、スチームや熱気などという、くだらない現代装置はいらない。」

「ランプを消した後で、ドアの所までくると私はいつも、ふり返ってみるのである。
部屋は最後の燃え残りの光を受けて、いかにも、いごこち良さそうに見え、立ち去るにしのびなくなるほどだ。」

「ヘンリー・ライフクロフトの私記」岩波文庫　p217

私の部屋は、ハロゲン・ヒーターだけである。
夜は110年前の、彼の部屋より寒いと、思う。


  

967　年賀ハガキ　2017.1.4

年賀ハガキを出したのは、中学生の時からだ。
その年から、お年玉付き年賀ハガキが売り出された。
あれから、何十年、よくも続いてきた。
国も、郵政も、小生も、である。

今年も、多くの人から頂いたが、こちらからは、まだ1通も
出していない。
年賀ハガキは、買ったので、返信しようと思ってはいる。
なるべくは、メイルで、お返ししようとも、思っている。


としたけて、まだ　かかんとは　おもいきや
いのちなりけり、やそのてならい　

本歌は、もちろん　　西行法師　

今年も、よろしく　お願いいたします。