2016年08月07日

956 大きな切手

956 大きな切手  2016.8.7

{以下は、すべてインターネットにより、書いている。
内容については、私は、吟味をしていない。)

(1)イチロー選手の大偉業が切手に!

3000本安打達成の翌営業日より全国の郵便局にて予約開始(株)エンスカイ(本社、埼玉県草加市)は、イチロー選手のMLB通算3000本達成記念プレミアムフレーム切手セットの申込受付を開始いたします。

商品価格5900円(送料、消費税込み)
フレーム切手(52円 10枚)
プレミアム箔押しポストカード 14種
プレミアム箔押しホルダー 1個 
8月7日現在、あと2本のヒットが待たれている。

(2)人物切手に登場する偉人は、膨大な数にのぼる。
戦前は、軍人、政治家、などが多いが、現在は文化人シリーズの一部だけでも、豪華な顔触れである。
樋口一葉、野口英世、福沢諭吉、夏目漱石、坪内逍遥、市川団十郎、新島襄、狩野芳崖、内村鑑三、森鴎外、正岡子規、菱田春草、西周、梅謙次郎、木村栄、新渡戸稲造、寺田寅彦、岡倉天心、などは、ほんの1例である。
このほか、鈴木春信(1981年)鈴木梅太郎(1993年)なども、文化人切手に登場している。

(3)スポーツ切手
アマチュア、プロを問わず、スポーツ選手が、どれくらい切手に登場したかどうかは、私は知らない。
2011年7月に「日本の100年」が発行された。
80円郵便切手10枚が、シートに収まっており、100万シート、切手の数は1000万枚(80億円)の発行予定額だった。
内容は、壮大である。
(1)大日本体育協会設立 (1911年)
(2)オリンピック日本初参加(1912年)
(3)国民体育大会(1946年―)
(4)フジヤマのトビウオと称された古橋広之進(1949年)(5)日本スポーツ少年団創設(1962年)
(6)第18回オリンピック競技大会(1964年東京)
(7)第11回オリンピック冬季競技大会(1972札幌)
(8)第18回オリンピック冬季競技大会(1998年長野)
(9)日本スポーツマスターズ大会(2001年―)
(10)第29回オリンピック競技大会(2008年北京)

(3)鈴木、関根選手の切手
日本郵政グループは、切手セットを発売している。
オリンピックに出場している、鈴木亜由子選手、関根花観選手の記念切手セットである。
7月22日からネットで、7月28日から全国56カ所の郵便局で、単価2000円、合計3000セットの発売予定。
鈴木選手は、5000m、10000m、関根選手は10000mに出場。
  

Posted by kinnyuuronnsawa at 09:28

2016年08月05日

955 Emerson Electric  

955 Emerson Electric 2016.8.5  

8月3日 日経朝刊11面に、「米電機の事業買収」「日本電産,1200億円で」
大きな見出しが躍った。

日本電産は、米電機大手エマソン・エレクトリック(ミズーリ州)の産業用モーターや発電機などの事業を買収することで合意したと発表した。
買収額は12億ドル(約1200億円)で、日本電産のM&Aでは過去最大。
買収する事業の2015年9月期の売上高は16億7400万ドル、従業員は約9700人、日本電産はエマソンから、2010年に事業の一部を買収していた。

老生も、この年になると、初めての事に驚くことは少ない。

過去ログを再録して、永守会長兼社長を讃えたい。


662  エマーソン買収   2010.10.10  

「日本電産が、エマーソンのモーター事業部門を、600−700億円で買収する」という記事が、8月18日の日経トップにあった。
このことは、私は予想し、期待していた。

エマーソン・エレクトリックという社名を知ったのは、「エクセレント・カンパニー」という書物である。
いま見たら、英文1冊、邦文4冊が書棚にあった。
日本での出版は、1983年7月だった。そこに、エクセレント・カンパニーの1社として、エマーソンの事例が記述されている。

ダイヤモンド「HARVARD BUSINESS REVIEW」という月刊誌がある。
その2010年9月号は、「マッキンゼー賞、経営論の半世紀」であった。
読み応えがある。
毎年、毎月の論文の中で、金賞、銀賞を選んでいるが、それを半世紀分、紹介している。

その中に チャールズ・ナイトの「エマソン社の「超」現実経営」が、1992年に銀賞を獲得している。
この賞は、ドラッカーをはじめ、著名になった経営学者が多く得ている。
学者ではない、エマーソンの会長であるチャールズ・ナイトが受賞したのは異例である。
ナイト氏は、中興の祖である。
彼が、エクセレント・カンパニーにした。
毎年、EPS、DPSを増やし続けた。
彼が、退任したあとの2001年と、昨2009年だけは、減益を記録した。

それにも、まして、日本電産の永守社長は、すごい。
チャールズ・ナイト社長に、はじめて会ったときに、「お前の会社を買いたい」と、話したようだ。
それが、今回、1部分ではあるが、6-700億円の買収として実現した。

私は、日本電産の永守社長の、最初の講演を聞いた。
そのあとで、彼は著書を出した。
清掃の話と、ベルサイユの池の鯉と鯰の話を覚えている。
三協精機の買収の後だった。

あの、エクセレント・カンパニーを、部分的にしても、買収したことに敬服している。
  
Posted by kinnyuuronnsawa at 14:13